〈ネタバレなし〉「よるのばけもの」書評 テーマはいじめ? 人間関係って難しい。人の心の大切さに気づかされます。中高生に人気の作家 住野よるの第3作目 感想 レビュー 評価
価格:712円 |
どもどもーーー!!
今日も元気に満員電車に揺られております!!笑
大学生になって辛いこと1位は通学ですね。たまに座れるとめちゃくちゃ嬉しいです笑
今回は、学生なら、誰でも直面したことのある複雑な人間関係の大切さを教えてくれるそんな本!
悲しいですけどいじめってなくならないですよね。
今回はそんないじめをテーマとした本です!
いじめられてる側もいじめてる側の心にも届いてほしい本です。
ということで!!!
今日は、以前私が書評した「君の膵臓をたべたい」を描いた住野よる先生の第3作目!!!「よるのばけもの」を紹介していきまーす!!!
詳しくはこちら👇
住野よるさんの作品ってなんだか引き込まれますよね笑
《登場人物》
・安達(あだち)
主人公。中学二年生。夜になるとばけものにに変身してしまう。
夜の学校に忍び込んだ際クラスメートの(矢野さつき)に正体がバレてしまう。
・矢野さつき
安達のクラスメート。言語能力が乏しく、クラスでいじめにあっている。毎晩夜の学校で【夜休み⠀】をしている。夜の学校に忍び込んだ(ばけもの版安達)と偶然遭遇してしまう。
・緑川双葉
安達のクラスメートで大人しい性格。
読書がすき。
・中川ゆりこ
安達のクラスメート。リーダー的存在。
・元田
安達の友人。野球部。ばけものについて敏感で退治しようと目論んでいる。
《あらすじ》
[夜になると、僕は化け物になる]
の1文から始まる。
主人公の安達は夜になると化け物なってしまうという特異な体質をもつ。ある日学校に忘れた宿題を取りに行った際に【⠀夜休み】中の矢野さつきに偶然出会ってしまう、声だけは同じなので正体がバレてしまう。それから、数日間矢野さつきの【⠀夜休み】に付き合うことになる。昼間は矢野さつきと関わりを持たず、無視して干渉しない。なぜなら、矢野さつきがいじめを受けていて巻き込まれたくないからだ。ただ矢野さつきがいじめられているのを見ている安達は夜になるといじめについて矢野さつきに問うが本人はにやにやしているだけ。
そんな中、偶然クラスの井口という少女が矢野さつきが落とした消しゴムを拾ってしまう。
その数日後、矢野さつきが教室に入った途端井口にビンタをかます。
クラスの緑川双葉の本を窓から放り投げる。矢野さつきはなにを考えているのだろう、安達は問うがニヤニヤ笑うだけ。
徐々にいじめはエスカレートしていき、クラス全体に広がっていく。
彼女は、いじめについてどう思っているのか、自分についてどう思っているのか、にやにやの裏にはなにがあるのか。。。。
そして、安達がとった行動とは?
そして、本当の化け物とはなんなのか?
登場人物一人一人の物語に注目です。
《主の声》
まずこの話はいじめを題材としている作品です。やはり、いじめというのは実際に存在して、無くなることはないのかも知れません。でもこの本を読んでいじめに対して深く感じてくれるといいですね。矢野さつきはいじめられているが、全然気にしてない態度でいるのが本当に切ない😥物語は、昼間の矢野さつきと安達との関係と夜の矢野さつきと安達との関係が丸っきり違うという点が面白いと思いました。やはり、昼間は矢野さつきがいじめられてるのを巻き込まれたくないのでしょうね、無視したり、傍観してるだけです。気持ちはわかりますが。辛いですね。夜は結構仲良しなのに。。笑。そして、なんといっても矢野さつきがなにを考えているのかというのが最後まで気になるところでした、結構な奇行を巻き起こす笑。そして、この物語の題名にもなっているばけものというワードただ単に主人公がばけものだからという理由だけじゃないんですよ!!!
主人公の心の動きにも注目です。
この本を読んだらいじめへの向き合い方が変わり、勇気が湧いてくるとおもいます。
私の周りではいじめというのは見たことないですけど。。周りにいじめてる人やいじめられてる人がいるという人は絶対に勇気を持って行動してください!!
と、言えるくらいこの本に心を動かされました。
やはり住野よるさんの小説は面白いです😀😀
是非皆さん、住野ワールドにどっぷり浸かりましょーーーー!!!
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